子どもの足汗・
多汗症について

子どもの
足汗・多汗症について

子どもの足汗・多汗症について基本的に、局所多汗症は若年発症します。
幼少期から症状を認める事が多く、足汗も例外ではありません。
ただ、手汗ほど幼少期は気にならない事が多いです。

  • 部活動を始めて、足の臭いが気になる
  • 靴を脱いで家に上がると、足跡が着く
  • パンプスのロゴがすぐ消えてしまう
  • オシャレなブーツが履けない
  • サンダルが滑ってしまう

など、ある程度成長してから症状を自覚する事が多いです。
腰部交感神経節ブロックは、年齢制限は特にありませんが、腰に注射する都合15歳〜が現実的とは思います。

腰部交感神経節ブロック

注射が難しい年齢の場合は、イオントフォレーシスが治療選択肢になります。

イオントフォレーシス

イオントフォレーシス

両足を水に浸し、微弱な電流を通電します。
電気風呂の様なピリピリした感覚があり、患児により耐えらえる電流は変わってきます。
週1〜2回の頻度で繰り返す必要があり、治療を辞めると元通りに発汗してしまいます。
保険適応で、一回880円です。
幼少時の足汗には、有効な選択肢と思います。